訪問診療について

藤本歯科クリニックの歴史について

「藤本歯科クリニック」は平成元年から訪問歯科に携わり、これまで28年の実績を積んでいます。当院の訪問診療では広島県呉市阿賀北の当院から16kmのエリアのご自宅、病院、施設などにお伺いします。

患者様の容態や病状に合った診療体制を心がけていますので、お気軽にご相談ください。

当院の訪問診療について

当院の訪問診療について当院の訪問診療について

身体が不自由な方やご高齢の方など、通院が困難な方のために歯科医師と歯科衛生士、内視鏡、のみ込み診断の脳外科医、NSTなどがご自宅や入院中の病院、ご利用中の施設にお伺いするのが訪問歯科診療です。
当院では現在、5つの訪問診療チームで約1000名の患者様のお口の健康を守っています。

チーム体制を整えているのは、診療時間であればご連絡いただいたときにいつでも対応できるようにするためです。 たとえば「入れ歯110番」では、入れ歯のトラブルには即時対応していますので、お気軽にご相談ください。

訪問診療では、虫歯や歯周病の治療のほかにも歯のクリーニングなどの口腔ケアを行っています。
また、食べたり飲んだりすることが難しくなった方の「摂食嚥下のリハビリテーション」にも注力しています。それは摂食嚥下障害を起こしてしまうと、重篤になると命の危険もある「誤嚥(ごえん)性肺炎」のリスクが高まってしまうからです。

「摂食嚥下のリハビリテーション」にも注力

また唾液線のマッサージや、唇と舌の筋肉のトレーニングにより飲み込む力を強くする「ラビアントレーニング」、唇や舌とまわりの筋肉の衰えを予防・改善する「パタカラ体操」など、介護口腔ケア支援システムを導入し、患者様のお口の健康につなげているのです。

大切なQ.O.L.(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の向上も期待できます。これまでの訪問歯科診療の経験と実績をいかし、介護施設や訪問施設でのスタッフさん向けの出張講演会も、呉市、行政、特養、老建、民官などで30回ほど行っています。

お口まわりでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

入所者数・在宅利用者様、ご家族様への
ご案内

口腔ケア・摂食嚥下リハビリの必要性についてのお知らせ

口腔ケア・摂食嚥下リハビリの必要性についてのお知らせ口腔ケア・摂食嚥下リハビリの必要性についてのお知らせ

近年、口腔と栄養についての取り組みとして、クローズアップされているのが「口から食べる楽しみの充実」です。

多くの病院では多職種連携による栄養サポートチーム(NST)によって栄養支援に取り組んでいる中、当院では、医師・歯科医師・歯科衛生士・言語聴覚士・看護師・NST専門療法士による口腔ケア・嚥下リハビリを行っています。

食べられなくなった方でも口腔ケア・嚥下リハビリにより経口移行された(口から食べられるようになった)方もおられます。リハビリは継続が必要です。このたび、4月の法改正で口腔ケア・嚥下リハビリの点数が医科の点数に評価されることになりました。

また、日本では死因原因第3位は「肺炎」です。肺炎による死亡者の大半は高齢者で、その多くは誤嚥性肺炎によるものです。誤嚥性肺炎のほとんどは、睡眠中の嚥下障害(眠っている間に唾液が気管に入ったり逆流した胃液が入り込んだりすること)によります。
高齢者の誤嚥性肺炎の発症率を低下させるのに有効なのは、歯科専門職が専門的な口腔ケアを週に1回でも行うことだということが分かってきています。

費用について

施設

専門的口腔ケア 週1回 360円(1割負担)
嚥下リハビリ 200円(重度障害)
0円(原爆・公費負担)

在宅

専門的口腔ケア 週1回 361円
(1割負担・要支援 1・2、要介護1〜5)
嚥下リハビリ 200円(重度障害)
0円(原爆・公費負担)

※専門的口腔ケアは月4回までとなります。

※ただし歯科医師による治療および情報提供料(診断料)は別途かかります。

藤本歯科クリニックでは、施設入所・在宅に戻られても、病院と同様に専門的ケアの継続が可能です。一人でも多くの方のお口から健康を守りたく、口腔ケア・嚥下リハビリに励んでおります。

  1. 顎が外れた
  2. 歯が抜けそう
  3. 出血が止まらない
  4. 虫歯が痛い
  5. 入れ歯が割れた
  6. 魚骨が刺さった など

広島県呉市阿賀北7-13-12

安芸阿賀駅から車で5分

診療時間
9:00~12:30 ×
14:00~18:30 × ×

休診日:木曜午後・日曜・祝日
※ 土曜:〜17:30まで
※ 矯正日は第4土曜日(予約制)


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